SFもてぎのその2です。今年は家族同伴で観戦したために思うように撮影時間が取れず、半分やけになってスローシャッターでの流し撮りにチャレンジしてみました。ダメでもともと、うまく撮れればラッキー、そんな軽い気持ちで楽しんでみました。
前回とは違う趣になっているでしょうか。
使用機材と設定
機材も設定も前回紹介した通り、E-M1+ZD50-200mmを、AF-C+TRで撮影です。
スロー流しを7枚
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294mm, F6.8, 1/10s, ISO100
S字立ち上がりの山本選手。ヘルメットやスポンサーロゴ、路面の白線などのピントの芯は残りつつ、全体を流すことに成功。
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192mm, F25, 1/8s, ISO100
こちらもS字立ち上がりの塚越車。S字立ち上がりはアンジュレーションが小さく、一方でマシンは加速していくポイントなので、スローシャッターでもカメラを真横に振るだけで不要なブレなくキレイに流し撮りができるので、スローシャッター撮影が苦手な方にもオススメです。
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400mm, F22, 1/10s, ISO100
アングル違いでもう一度山本車。流れる方向が進行方向と逆なのでブレーキングっぽい雰囲気ですが、単にカメラを振り方がマズかっただけです(汗)
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338mm, F16, 1/20s, ISO100
S字立ち上がりのトムス中嶋車。やっぱり兄弟でまぎらわしい…。
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144mm, F22, 1/20s, ISO100
S字1個目から2個目に向かう山本車をイン側から撮影。前景のサンドトラップから路面、背景のガードレールまでキレイに直線を描きつつ、マシンはピントカッチリでキマりました。今回お気に入りの一枚。
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364mm, F16, 1/20s, ISO100
バンドーン。同じS字でもシャッタースピードの違いでここまで雰囲気が変わります。
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400mm, F14, 1/20s, ISO100
ヘアピンに飛び込むセルモ・インギングのバックショット(ドライバーはどちらだったか?)。ヨコハマのロゴは残しながらマシンの旋回ブレを撮れました。
おまけ
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246mm, F6.6, 1/160s, ISO100
普段は目当てのマシンが走行する前のカメラ設定の確認のために撮影するマーシャルカー(ここではドクターカーとなっていますね)ですが、珍しくイイ感じに撮れた(つもり)ので。FDシビックも気づけば10年選手なんですよね。’17シビックが楽しみです。
スローシャッターは歩留まりが厳しくなりがちで、レース撮影の機会が少ないカテゴリーで挑戦するのはなかなか勇気がいりますが、そこはアマチュアフォトグラファーですから、失敗を恐れずにチャレンジしてみてはどうでしょうか?予想外にイイ結果が得られるかもしれませんよ。